実際の金利計算

返済プランを練る時にとても大事な計算方法を紹介します。キャッシングやローンを利用する前には必ず返済プランを立ててから借りてくださいと何度も言って行きましたが、実際に返済プランを立てるときには、借入金額から、金利計算をして最終的な金額を把握しなければなりません。そこで、今回は実際に計算のシミュレーションをしてみたいと思います。人によってそれぞれの借り入れ金額や金利は違うので、骨組みだけ紹介します。

 

例えば、金利18%で10万円を借りて30日後に返済を完了させるものとして計算していくとします。その時の計算方法は、(借入金額×金利÷365(一日あたり)×30)という計算になります。この公式に当てはめて実際に計算してみましょう。
利息=10万×0.18÷365×30となり求める利息は1479円となります。よって30日後に用意する金額は10万1479円となります。

 

基本的に返済プランを練る時はこの計算方法となりますので、どの金融機関でも計算をしてから借り入れをしてください。そしてこの式からわかるように、借りている日数でその分利息も増えていきます。ですので、借りる際は、この式に書いてあることをしっかり吟味して借りてください。借り入れ金額はいくらなのか、金利はいくらなのか、何日間借りるのかと、その時には自分の手元にいくらあるのか、計算も大事ですが、その時の自分の状況も把握しておく必要があります。例えば、返済予定日には自分の身の周りにATMを利用できる環境があるのか、ネットを利用できる環境があるのかといったことです。引っ越しや単身赴任などをこれからする予定のある人ならしっかり周りの環境まで把握しておきましょう。